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まだまだアユタヤ
ワット・ロカヤスタ
- 野ざらし状態の寝釈迦仏(無料)
「ワット・チャイワッタナラム」は、地図を見ると市街のはずれにあってかなり遠そう。気合を出して走っていたら、知らないうちに「ワット・ロカヤスタ」に着いたので、休憩がてら寄ることにした。自転車を停めようとしたら、またまたトゥクトゥクのお兄さんが出没!行く所、行く所に居て、もう笑うしかないっ。
ここは門とかもなく、かなりデカイ仏像が草むらに野ざらしになっている。見た目は汚いけど、笑顔が結構かわいい。
他に見るところも無さそうなので、先を急ぐことに。でも、この先の道がよくわからなかったので、とりあえずちょっと戻ったところを曲がってみた。どうやら行き止まりっぽいので、戻ろうと自転車をUターンさせていたら、突然両脇の家から、犬が何匹もワンワン吼えて飛びついてきた。「ウギャーッ!」 もぉぉぉ〜、怖いの何のって。アユタヤには犬が多いけど、暑さにやられてか、みんな地面にだっらぁ〜ってなって寝ている犬ばっかりだったのに、あそこの犬は恐ろしいほどエネルギーがみなぎっている感じ。あ〜、マジで怖かった〜。
王妃スリヨータイのチェディ
- 上部は黄金色?に輝いている
結局、ワット・ロカヤスタを通り抜けて行けば良かった。すんなり過ぎて行けば、あんな思いをせずに済んだのにぃ。しばらく心臓バクバクがおさまらなかったけど、逃げるように自転車をこいでいたら、車が結構通る広い道に出た。その道沿いで、またまた仏塔を発見。
ここには、王を助けるために男装して勇敢に戦い、王の危機を救った王妃スリヨータイの遺骨が納められているらしい。だいぶ疲れてきたので、ここは道路から見ただけ。まだまだ走る。
あれっ、何か忘れてる気がする…。
あ゛ーーー、モンコン何とかのでっかい仏像見るの忘れたー。おじさんと話して満足しちゃったのかも。うーん、見たいのは山々だけど、戻る気はゼロ。帰りに元気だったら寄っていく事にしよう。
ワット・チャイワッタナラム
川に沿ってひたすら走っていたら、遠くに遺跡が見えてきた。少し先に橋が見えてきて、大きな観光バスも向かってるから、たぶんあっち。何だか埃っぽくなってきたけど、それにもめげずに橋を渡り、最後の力を振り絞って・・・・・・・・・・到着〜!!!
ふぅ〜、ようやく着いた〜。地図で見ると、渡し舟で降りたところから確実に5km以上はある。我ながら良く頑張った!かなり疲れたけど、この景色を見たら、それも忘れちゃいそう。とにかくすごいっ。
- 規模はアユタヤ一(いち)?
- 首のない仏像
壮大な遺跡に圧倒されて、しばらく見入っていたけど、水が無くなってしまい喉がカラカラだったのに気づき、まず水(10B)を買う。ただの水だけど、奥の方からおっちゃんが取り出してくれた水はキンキンに冷えていて、マジでおいしかった。飲みながら日陰でホッと一息。
それから、遺跡の中を歩いて周る。首の無い仏像が並んでいて、ビルマ軍の侵攻を受けた傷跡が今も残っている。1992年には、キリシット王妃還暦記念に修復されたらしい。
再びバンコクへ
チャイワッタナラムまで来ることが出来て、かなり満足!全ての寺院を見ることは出来なかったけど、疲れもピークに達していたので、そろそろ帰ることに。行きとは気分が違うから、長い道のりがかな〜りキツかった。日頃の運動不足と暑さにすっかりやられていたので、モンコン・ボピットに寄るのはやめて、レンタサイクル屋さんまで戻る。デポジットの500Bをちゃんと返してもらってアユタヤ駅へ。
- ホームから線路を渡って列車に乗る
電車のダイヤが乱れていて、時刻表の時間には電車が来ない様子。とりあえず次にくる電車のチケットを買う。
しばらく待っていたら、列車が到着。座席は向かい合わせで、外人さんとお隣。ほんとに疲れていたので、帰りは景色を楽しむこともなく、すぐに爆睡。気がついたら、バンコクに戻ったっぽかったけど、どの辺か謎。なのに、前の外人さんカップルに、次はホアランポーン?って聞かれて、返事にこまってしまった。ちょっと不安ながらも、適当にYESってお返事したら、しばらくしてホアランポーン駅に着いた。ほっ。