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優しいタイの人たち

うぅぅ頭痛…。この後マッサージに行くつもりだったけど、この状態では無理だー。とりあえずバスに乗ってホテルまで戻ることに。料金均一のバスを待っていたけど、なかなか来ないので、距離によって値段が上がるバスに乗ってみた。そしたら車掌さんが回ってきて、どこまで行くか聞かれた。やべ、どこって言えばいいのか全然わからない。ガイドブックの地図を見せて、ホテルの近くを指したけど車掌さんもわからない様子。仕方がないので隣の人と同じ「サイアム」にしといた。どこで降りればいいか不安だったけど、サイアムに着いたところで隣のお姉さんがここだよーって教えてくれた。うぅ、ありがとう。

サイアムからホテルまで歩くには遠そうなので、初ＢＴＳ（バンコク市内を走る高架鉄道）に乗る。発券機でチケットを買おうとお金を入れると、すぐに出てきてしまう。あれ？ もう一度やってみたけど同じ。後ろにすごい並んでるので、一回ゆずることに。そしたら、後ろの女の子が、先に区間ボタンを押すことを教えてくれた。またまたタイの人に助けられた。もぉ、タイの人ってみんな優しい。タイ最高！

タイ古式マッサージ

チケットを買ったら、あとはスムーズに乗れた。ホテル近くのチットロムで降り、ようやくホテルへ戻ることが出来た。バファリンを飲んでしばらく休憩。ふぅ〜。

このまま寝てしまおうかと思ったけど、やっぱマッサージに行きたいっ。明日はバンコク市内を観光する予定なので、疲れを癒さないとね。という訳で、気合を入れてマッサージへ。またまたＢＴＳで、プロム・ポーン駅までレッツラゴー。チケットの買い方も学習したので、ばっちり。駅を降りたら雨が降ってきた。いやーん、さっきホテルへ戻ったときに傘置いてきちゃった。バカバカ。お店もわからず、うろうろしてたので髪も服も濡れちゃった〜。とほほ。

雨も止みそうになく、お店も見つからないので、一瞬帰ろうかと思ったけど、やっぱあきらめきれないぃぃぃ。とりあえずスーパーで見かけた日本人に尋ねてみたけど、知らないって言われた。うぅ無念。今度は、駐車場みたいなところに居た警備員？のお兄さんに尋ねてみた。そしたら、探していた通りが１本違っていたみたい。道理で見つからない訳だ。教えてもらった通りに行ったらすぐにみつかった。お兄さんありがとう。

お店の名前は「ポー・マッサージ」。ワット・ポーのマッサージ・スクール直営のお店ということで、テクニックは折り紙つきだとか。かなり期待！早速お店の中に入って、受付のお兄さん（イケメン！）にタイ古式マッサージの60分コースを頼んだら、２階に行くよう案内された。階段を登ると椅子がいくつか置いてあって、そこでしばらく待っていると、奥からお姉さんが出てきて、桶にお湯をはって足を洗ってくれた。あぁ何だか気持ちイイ。そして、隣の部屋へ。カーテンで仕切られていて、そこにパジャマみたいな着替えが置いてある。ちょうど服がぬれていたので、ありがたい。着替えを終えて待っていると、お姉さんがやってきて、いよいよマッサージ開始。

足を中心に、肩や腕など全身マッサージ。うぅぅ〜気持ち良いっ♪ 途中、携帯をいじってるのが気になったけど、キモチ良さは変わらない。最後にあっついお茶が出てきて、猫舌の私がなかなか飲めないでいると、お姉さんが顔を出してきた。とりあえず料金150Bとチップ50B合わせて、200Bを払った（安っ）。そしたらまた覗いてくる。急かされている感じだったので、頑張って熱いお茶を飲み干して出て行くと、玄関まで見送ってくれた。

あぁ〜、ほんとに気持ち良かった〜。バファリンのお陰で頭痛もなくなって、頭も体もスッキリ。とは言っても無理は禁物。晩御飯に出かけるのは我慢して、ホテルへ帰る途中のコンビニでパンとジュースを買って、ホテルで食べた。